■【五島市の山火事】発生4日目でようやく“鎮火”を確認「早急な対応」で被害を最小限に《長崎》(長崎県)
五島市で7日に発生した山火事について、市消防本部は10日午前9時半に「鎮火」を発表しました。
火災発生から4日目、ようやく鎮火の確認となりました。
(五島市 出口太市長)
「午前9時半に山林火災は再燃の恐れがない “鎮火した” ということを判断した」
市の消防本部は10日午前9時半、目視や機械で熱源を確認し、再び燃え上がる恐れがなくなったとして「鎮火」を発表しました。
山火事は7日午前、五島市松山町の山林で発生し、約6万平方メートルに延焼。
地元の消防隊や消防団に加え、長崎や佐世保などの消防本部、陸上自衛隊が消火活動にあたっていました。
市は、離島で消火活動が困難な中早急な対応もあり、被害を最小限に抑えられたとしています。
(五島市消防署 川口 俊次郎 署長)
「防災ヘリの早い段階での空中からの散布、自衛隊ヘリ2機による大量放水が、早く火災が終息した要因」
この火事によるケガ人や住宅などの被害はなく、最大17世帯38人が一時避難しました。
五島市消防本部は引き続き、出火原因を調べることにしています。
(04/10 18:54 長崎国際テレビ)
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