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「社会人の基礎を学生が学ぶ場に」長崎大学とITサービス会社が人材育成を見据えて産学連携《長崎》(長崎県)



長崎大学情報データ科学部と、長崎スタジアムシティに入居するITサービス会社が、産学連携の覚書を交わしました。

学生がオフィスを定期的に訪問し、社員との交流を通して社会課題の解決手法を身につけます。

長崎スタジアムシティのオフィスビルに拠点を構える、ITサービス会社のトランスコスモス。

このオフィスを訪れたのは、長崎大学情報データ科学部の4年生11人です。

「長崎大学情報データ科学部」と「トランスコスモス」は、今月10日、人材育成を見据えた “産学連携に関する覚書” を締結しました。


(長崎大学 田 英明副学長)
「なるべく早くから社会人的な意識を培って、社会をよく知ってもらった上で、いろいろな活動をしてもらう」

その一環として、学生がトランスコスモスのオフィスを定期的に訪問し、社員と交流、議論する枠組みが始まりました。

(男子学生)
「ディスカッションして発表もすると思うので、そういう力を身に着けたい」

(女子学生)
「コミュニケーション力や、チームでプロジェクトを進めるといった力を身に着けていきたい」



(トランスコスモス 宮城 智江センター長)
「学生と社会人の間は、すごくギャップがあるが、そこを一つでも早めに埋められるように、社会人の基礎を学ぶ場として企画した」



学生らは交流を通じて、基本的なビジネスマナーや課題の発見力を身につけ、7月に成果を発表するということです。

(04/18 18:05 長崎国際テレビ)

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