■【医療ヘリ事故】機体を海中から引き揚げ回収 海上保安庁は佐賀の運航会社への家宅捜索《長崎》(長崎県)
壱岐市の沖合で医療搬送用のヘリコプターが転覆しているのが見つかり、対馬市から福岡の病院へ搬送中の患者ら3人が死亡した事故で、9日午前、機体が海から回収されました。
一方、海上保安庁はヘリの運航会社に家宅捜索に入り、資料を押収するなどして調べを進めています。
今月6日、壱岐市の沖合で転覆した状態で見つかった医療搬送用ヘリは福岡県宗像市沖まで流されていて、9日午前、民間のサルベージ船によって引き揚げられました。
ヘリは患者や医師ら6人を乗せ、対馬空港から福岡市の福岡和白病院に向かう途中、何らかの理由で海に不時着水したとみられています。
この事故では患者ら3人が死亡していて、唐津海上保安部は9日、業務上過失致死傷などの疑いでヘリを運航していた「エス・ジー・シー佐賀航空」の家宅捜索を行いました。
海上保安部は、ヘリに搭乗していた機長や整備士ら生存者3人から、任意で事情を聞いたということです。
(04/09 18:41 長崎国際テレビ)
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