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「フランシスコ教皇死去」長崎の被爆少年の写真を添え核兵器を非難 2019年には長崎訪問も《長崎》(長崎県)



ローマ教皇庁は、フランシスコ教皇が21日に亡くなったと発表しました。

フランシスコ教皇は2019年、長崎で爆心地公園などを訪れていました。


ローマ教皇庁は21日、フランシスコ教皇が死去したと発表しました。

88歳でした。

2013年に、史上初の南米出身の教皇として即位したフランシスコ教皇は、貧困の支援や環境問題に尽力し、対話を重視する姿勢が世界的に評価されてきました。


2019年には、長崎を訪問。

爆心地公園では、原爆犠牲者に花を手向けました。

また、約3万人が参列したミサでは、原爆で破壊された旧浦上天主堂の「被爆マリア像」が置かれ、平和を願う祈りを捧げました。

そして、「核兵器は安全保障への脅威から私たちを守ってくれるものではない」というメッセージを伝えました。


訃報を受けて長崎市を訪問した当時、市長を務めていた田上 富久さんは「長崎の思いをローマ教皇が世界に向けて力強く発信していただいたことは、市長活動の中でも忘れられない出来事。本当に感謝している」とコメントしています。


(04/21 18:36 長崎国際テレビ)

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