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予定地住民は反論「石木ダム建設事業」県が11年ぶりに地元説明会 2032年度完成予定《長崎》(長崎県)




県と佐世保市が進める石木ダム建設事業について、県は20日に川棚町で11年ぶりとなる、地元説明会を開きました。

20日、川棚町で11年ぶりに開かれた石木ダム建設事業の説明会。

市民団体の疑問に、県の担当者が答える形で行われ、反対する住民を含む約150人が参加しました。


説明会で県側は、ダムの治水効果について「気候変動に伴う降雨や流量の増加に備えるため、今後ますます重要となる」と説明。

一方で市民団体側は「適切に検証できていない」「ダム効果に疑義が生じている」などと反論しました。

(反対住民 岩下 すみ子さん)
「県はダムをつくることだけしか考えていない。そこに私たちは住んでいる、今現在も。だからそういう県の対応は許されない」

石木ダム建設は去年、事業計画が見直され、県は工期を7年延長し、完成予定を2032年度としています。

(04/21 19:41 長崎国際テレビ)

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