■九州初!遠隔教育センター「DECTT(デクット)」始動!離島と都市の学びをつなぐ新しい教育の形《長崎》(長崎県)
離島や半島部の小規模高校にオンライン授業を配信する「県遠隔教育センター」が4/11に開所しました。
遠隔授業の拠点開設は九州では初めて。地理的条件に関わらず多様な学びのニーズに応えます。
大村市と離島や半島部の公立高校をオンラインで結ぶ遠隔授業。地理的な制約にとらわれない新たな学びのスタイルです。
離島や半島部の小規模校だけでは提供できなかった専門性の高い授業を地域や学校の規模に関係なく、オンラインで配信します。
「遠隔教育拠点」を意味する英語の頭文字から愛称は「DECTT(デクット)」。
長崎弁で「できる」という意味も込められています。
(県 前川謙介 教育長 )
「長崎県の教育の新しい幕開けと言っても過言ではない。子どもたちが未来を切り開いていけるように本センターを最大限に活用していきたい」
中五島高校の2年生3人を対象に早速行われた英語の授業。
モニター越しに教科書や参考書などの持ち物確認や自己紹介などが行われ幸先の良いスタートを切りました。
(中五島高校生徒)
「新鮮でとにかく楽しかった。楽しく学べそう。苦手を克服できるよう頑張っていきたい」
(岩永 純教諭)
「『何て言った、もう一度』を何度も聞き返すと生徒も『ああ』となってしまうのでシミュレーションをして遠隔用に適した活動をいっぱい身に着けていかなくてはいけない」
配信対象となるのは上対馬や中五島など9校で、大村高校に所属する専任教諭が生徒の希望に応じて、英語、数学、理科、商業、情報などの授業を行うということです。
(04/11 18:44 長崎国際テレビ)
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