■今年は香りも強い良い出来 東彼杵町で “一番茶”の初摘み「急須で淹れる茶 楽しんで」《長崎》(長崎県)
新茶の季節となりました。
県内有数の茶どころ「東彼杵町」で “一番茶”の初摘みが行われました。
濃い緑の葉が特徴の「さえみどり」。
鮮やかに芽吹きました。
大村湾を望む高台にある、西坂 秀徳さんの畑で行われた “初摘み”。
今年の茶葉は、霜などの被害がなく順調に生育し、新茶らしい香り、味、色、形を兼ね備えているそうです。
(生産者 西坂 秀徳さん)
「ようやく始まったなという感じと、最初は緊張感がある。摘んでみると香りも結構強い。冬に寒くなったので、休眠がしっかりとれているし、朝晩は寒くて昼は暖かいという お茶に対しては、好条件なスタートじゃないかなと思っている」
東彼杵町では現在、105戸の生産者が320ヘクタールで栽培。
県全体の茶畑の面積の約半分を占めています。
町によりますと、去年の生産量は458トン。
今年は一番茶から7月下旬までの三番茶まで、あわせて450トンの生産を見込んでいるそうです。
(生産者 西坂 秀徳さん)
「 急須で飲むというお茶が減っているのではないかな。面倒ではあるが、急須で飲むお茶も(ペットボトルとは)また違った意味で、ほっとする、人を和ませる気持ちになるので、ぜひリーフのお茶にも興味を持っていただきたい」
茶葉は収穫後、蒸して乾燥させ、19日に佐賀県嬉野市で開かれる、初入札会に出荷されます。
(04/18 19:42 長崎国際テレビ)
・TOP
Copyright(C)NNN(Nippon News Network)