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防衛省の海洋観測艦「あかし」進水式 日本の周辺海域で水温構造や海底地形などのデータを収集(山口県)



海底地形のデータ収集などを行う防衛省の海洋観測艦の進水式がけさ、下関市で行われました。

「あかし」と命名された海洋観測艦は、現在、三菱重工下関造船所で建造が進められています。

けさ行われた命名・進水式には、防衛省の齋藤聡・海上幕僚長など関係者およそ150人が出席しました。

式で齋藤幕僚長が支え綱を切ると「あかし」はゆっくりと海へ滑り出しました。

海洋観測艦「あかし」はおよそ280億円をかけて建造されているディーゼル電気推進船で全長113、7メートル総トン数はおよそ3500トンです。

神奈川県横須賀市の第1海洋観測隊に配属されることになっていて、就役後は、日本の周辺海域で水温構造や海底地形などのデータを収集することになっています。

「あかし」は、引き続き船内の電子機器の設置作業などが行われ今年度中に防衛省に引き渡されることになっています。

(05/29 12:24 山口放送)

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