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県立美術館の「歌川国芳展」後期開幕!作品ほぼ総入れ替えで奇才の全貌へ(山口県)



江戸時代末期に活躍した絵師=歌川国芳の浮世絵の全貌に迫る県立美術館の展覧会は、きょうから、作品のほとんどを入れ替えた後期展が始まりました。

妖怪たちも・・・。
猫たちも・・・。
英雄も・・・
そしてこの美人画も、
奇想天外の絵師と言われる歌川国芳によって描かれました。

山口市の県立美術館で、開かれている「歌川国芳展ー奇才絵師の魔力ー」。

その後期展が始まるのを前に、きのう展示替えの作業が行われました。

ほとんどが入れ替えられこれで前期・後期通じておよそ400点の展示となります。

後期展の目玉作品がこちら。

豪傑たちが囲碁に熱中する場面の上半分に跋扈するのは、妖怪たち。

この表情や、こんな表情もあります。

(渕田恵子学芸員)
「いろんな妖怪たちが良く見ていくとおそらく江戸の人たちの生活に親しみのあった物が化けている」「国芳のイメージ力、イマジネーションが本当にすごい作品です」顔「ぜひ会場に来て生の作品を見ていただきたいと思います」

歌川国芳展ー奇才絵師の魔力ーは、山口市の県立美術館で、来月(11月)24日まで開かれています。

(10/28 19:32 山口放送)

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