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■｢住民の生活環境に大きな影響はない｣福田岩国市長 F35B部隊一時展開に理解示す(山口県)

ｱﾒﾘｶ軍岩国基地に新たなF35B部隊が県や市への事前通告なしに展開した問題です｡

岩国市の福田市長は｢住民の生活環境に大きな影響はない｣と一時的な展開に理解を示しました｡

（福田良彦市長）
｢岩国基地で運用される航空機の機数に大きな変更がないということであれば岩国市周辺の生活環境に大きな影響が及ぶものではないと思われます｣

きょう（16日）行われた市議会の一般質問で福田市長はこのように述べｱﾒﾘｶ軍岩国基地の新たなF35B部隊の一時的な展開について理解を示しました｡

県や市への事前の連絡なしに展開したF35B部隊について国は｢あくまでも一時的な運用｣としたうえで岩国基地に配備されている｢配備機数｣は一時的に増加すると考えられるものの実際に運用されている｢運用機数｣に大きな変更はないとのｱﾒﾘｶ側からの説明を県と岩国市に伝えています｡

一方で､運用機数が増加しないことへの具体的な根拠は示されていません｡

機数の増減について問われた市の担当者は岩国基地所属の部隊が長期間洋上に展開することもあり基地全体の運用機数や任務を補完するための展開と市の見立てを説明｡

基地機能の強化にあたらず市民生活に影響はないと判断したとしています｡

市は今後､国への再照会などは行わない方針です｡

新たな部隊は通常6ｶ月で交代するﾛｰﾃｰｼｮﾝ部隊とされていて市は今後の動きを注視すると述べていますQ146～また､村岡知事も周辺住民の生活環境に大きな影響を与えるものではないとしたうえで騒音や運用などの実態把握に努め､問題があれば国や米側に必要な対応を求めていくとｺﾒﾝﾄしています｡

(06/16 19:31 山口放送)

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