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いま話題のお米! 萩市で小学生が田植え体験 「お米の値段」も学ぶ(山口県)



2日、萩市の小学校で田植え体験の授業が行われました。

子どもたちはいま、話題になっている「お米の値段」についても学びました。

田植え体験をしたのは、萩市・小川小学校の全校児童9人です。地元の農事組合法人が持つ水田で手植えを体験しました。

小川小学校では、毎年田植え体験を行っていることもあって、子どもたちは慣れた手さばきで次々と稲を植えていました。

田植えのあとは質問タイム。

ニュースで話題になっている「米の値段」についての質問も…。

(5年生の男子児童)
「お米の値段がニュースで紹介されますが どうやって決まっているんですか?」
「ぼくはお米を作った人が決めていると思います」
(農家)
「だったらいいね〜お米は食べる人が決めてる作る人は決められないの」

(農家)
「JAさんに(提示された値段で)納めるものと一般の企業に(話し合いで決まった値段で)売るものがある」「(その値段は)実際に町で売ってる値段とはまるで違っていますので興味があったらどう違うか調べてみたらいいね 」

生産者が出荷している値段に比べ、店頭での販売価格が大きく跳ね上がっている現状に農家は困惑していることを子どもたちに伝えました。

(本郷原農事組合法人野稲均 代表理事)
「うれしい。お米に興味を持ってくれてることが。」

(女子児童)
「(米農家が)一生懸命やってることや大事に育てていること(が学べた)」

(男子児童)
「感謝して食べていきたい」

子どもたちは秋には稲刈りを体験しできたお米は各家庭に持ち帰って味わうということです。


(06/02 19:33 山口放送)

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