NNNニュース

【山口天気 夕刊9/22】雨の「秋分の日」に…今週は小刻みにぐずつく天気繰り返す 台風の動向は…?(山口県)



●高気圧が去って南から湿った空気…「秋分の日」は天気ぐずつく
●今週は小刻みに雨のタイミングがある見込み
●台風18号、19号は県内に迫る雰囲気なし
==========



週明けのきょう22日(月)は、特に朝はグッと空気が秋らしくなった、と感じられました。広く20度を下回る最低気温…徳佐は14.4度と、県内で今シーズン初めて15度を切る気温となりました。日中も極端な暑さはなく、最高気温は山口市内では30度に届く真夏日になったものの、全般には28〜29度くらいでした。



きょう22日(月)の県内は北から高気圧に覆われたことで、北の涼しい秋の空気が入り込み、季節が大きく進む形となりました。
ただ、この高気圧は動きが早く、あす23日(火)は東に遠ざかっていく見込みです。



高気圧が去っていくにつれて、南から湿った空気が流れ込みやすくなり、あす23日(火)夜明け前の頃から雨が降ったり止んだりの空模様に。その後、日中にかけてぐずつく天気が続きそうです。彼岸の中日にお墓参りなどの予定の方は、雨の状況や滑りやすい足元など、お気をつけ頂きたいと思います。



台風の最新情報です。台風18号が台湾の南に進み、大型で猛烈な勢力に。台風19号は本州の南東海上にあり、一時猛烈な勢力となりましたが、現在は非常に強い勢力となっています。



18号は、このあと南シナ海から大陸方面に進む予想です。沖縄方面は、押し寄せる高波に要警戒の状況が続きますが、県内への影響はありません。



19号は、台風を動かす上空の風になかなか乗れず、今しばらく動きが鈍く、予報円が重なり合う状態ですが、停滞している間に海からの熱の供給が少なくなり、次第に勢力を落とすとみられます。進路はまだ定まらないものの、日本列島から距離があるので、特に陸地への影響は大きくはない、とみられます。



あす23日(火)の県内は、夜明け前から雨が降り始め、朝は広く本降りに。その後、夕方近くまで日中いっぱいは雨傘の手放せない、ぐずつく天気が続きます。気温の上がり方が鈍く、最高気温で25度に届かない所も…半袖の服では少し肌寒く、1枚羽織るものなどがあると良いでしょう。



この先、しばらく天気は小刻みな周期変化で、水曜日は午後ほど一時雨で木曜日も午前中心にぐずつき天気。土曜日頃はいったん晴れ間も、日曜日は再び天気が崩れそうです。
また、今週後半は南の暖かな空気が入り、少し蒸し暑さが戻る日も。ただし来週は、また順調に秋が深まっていく、とみています。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)


(09/22 19:11 山口放送)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)