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■｢求めていた回答とは程遠い｣福田岩国市長 F35Bの展開巡る国の回答に納得いかず(山口県)

今月､ｱﾒﾘｶ軍岩国基地に市や県への事前通告なしに新たなF35B部隊が展開された問題です｡

岩国市の福田市長は現時点では市民生活への影響を判断しかねるとし国に改めて詳細を照会する方針を示しました｡

（岩国市福田良彦市長）
｢（国からの）回答については市が求めていた回答とは程遠い｡あまりにも情報が乏しいので明確な状況判断はできかねる｣

ｱﾒﾘｶ軍は今月､ｱﾒﾘｶ軍岩国基地に岩国市や県への事前通告なしに新たなF35Bの部隊を展開｡

県や岩国市の照会に対して国は｢あくまでも一時的な運用で機数の大きな変更はない｣｢今回の展開で地域への影響が生じるとは認識していない｣などと説明した一方､｢期間など詳細は明らかにすることはできない｣としました｡

これに対し福田良彦市長はきょう､新たな部隊の展開期間など詳細について改めて国に照会するとしました｡

また､事前に通告がなかったことや国への照会から回答までに3週間近くかかったことについて懸念を示しました｡

（福田良彦市長）
｢国と米側との間で情報共有､情報伝達があるのかないのか｡運用について情報を収集して､速やかに関係自治体に状況を説明するべき｣

国への照会は内容について県と調整したうえで近日中に行いたいとしています｡

(05/29 19:50 山口放送)

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