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山口宇部空港で不審者への初動対応訓練 航空会社や警察など41機関で構成する山口宇部空港保安委員会が実施(山口県)



多くの人が往来する空港の安心・安全を確保しようと4日、山口宇部空港で不審者への初動対応訓練が行われました。

訓練は保安検査場に搭乗客を装い、刃物をもった男が侵入してくる想定で行われました。

( 訓練の様子)
「全員ぶっ殺すぞー」「逃げてください!」「お前からだ〜」

今回の訓練では、警察や救急、空港事務所など各機関に素早く通報することにも重点が置かれました。

刃物を持った不審者は大声を上げながら暴れますが、駆け付けた警察官らに囲まれ制圧されました。

この訓練は毎年航空会社や宇部警察署など41の機関で構成される山口宇部空港保安委員会が実施していて、今回は80人が参加しました。

(宇部警察署 生田俊文警備課長)
「訓練が初めての人もいたけど、起きたときにはどういう動きをしないといけないのか分かったと思うので有意義だった。反省・教訓が出たと思うので持ちかえって次につなげたい」

山口宇部空港保安委員会は引き続き関係機関と連携して定期的に訓練を行っていくということです。


(06/04 19:40 山口放送)

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