■21日から「秋の全国交通安全運動」交通事故による死者数半数以上が65歳以上の高齢者(山口)(山口県)
21日から秋の全国交通安全運動が始まるのを前に山口市で出発式が行われました。
(園児が横断歩道を渡る練習)
「みぎよ〜し・・・ひだりよ〜し」
秋の全国交通安全運動は歩行者の安全な道路横断や反射材の利用促進などが進められます。
県庁で行われた出発式では村岡知事が「思いやりと譲り合いの心で交通安全を進める」とのメッセージを読み上げました。
今年に入って県内の交通事故による死者数は22人で半数以上を65歳以上の高齢者が占めています。このため、運動期間中、県内では「高齢者を被害者にも加害者にもさせない取り組み」が重点に掲げられています。
また、薄暮の歩行中の事故が10月から急増する傾向にあります。暗い道路で歩行者の服装の色の見え方がどのように違うのか再現する実験も行われました。特に、白色と黄色の服装がよく見えることや反射材の効果がはっきりと示されました。
(県警交通企画課 藤村俊之課長補佐)「高齢者は自宅近くの道路を横断中に被害にあうことが多く、運転中では車両単独で工作物にぶつかる事故が多い」
「安全を確認し、交通事故防止に努めてもらえれば」
秋の全国交通安全運動は21日から30日まで行われます。
(09/19 12:28 山口放送)
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