■研究開発に4年の歳月「小野玉露」 大阪・関西万博で販売へ(山口県)
国内で生産されるお茶のうちわずか1%しかないという「玉露」。
その希少性の高いお茶が宇部市で開発され来月、大阪・関西万博で販売されることになりました。
こちらがその、小野玉露。
宇部市小野茶業組合が山口大学の教授らと研究・開発し、4年目にしてたどり着きました。
価格は150g4320円です。
これを6月10日から大阪・関西万博の会場で販売することになり、関係者が県庁を訪れ、村岡知事にお披露目しました。
(村岡知事)
「おいしいですね、あまい」「ぜい沢な感じで、うまみがありますね」
玉露は、うまみ成分のテアニンを増やすために茶の樹に当たる日光を遮る覆いをします。
手間ひまがかかるため国内で生産されるお茶のうち玉露は1%しかなく、日本人1人あたり年間1.2杯しか飲めない量ということです。
(宇部市小野茶業組合 藤田博義組合長)
「組合員の減少などで手間暇がかなりかかります」「どんどん、とはいきませんが増やしていきたい」
小野茶業組合はことし、玉露を180缶用意できたということで大阪・関西万博で4日間販売したのち、宇部市に2店舗あるJA山口県新鮮館で販売予定です。
(05/29 19:51 山口放送)
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