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県農業試験場の跡地利用 県と山口市で作る検討協議会が基本計画の最終案示す(山口県)



山口市の県農業試験場の跡地利用について検討協議会は基本計画の最終案を示しました。

7月には計画を確定させ、来年度からの設計・整備開始を目指します。

県と山口市で作る検討協議会は3日、基本計画の最終案を確認し、意見交換などをしました。

県と山口市は、山口市大内氷上の県農業試験場跡地=18.7ヘクタールをどう活用するか、2019年から検討を続けています。

今年2月に示した計画の素案では東側を「地域交流センター」など公的な利活用に、西側を 民間による利活用を促進するエリアとして整備する方針をまとめています。

検討協議会では、素案に対するパブリックコメントが73件寄せられたことが報告されました。

しかし、基本計画そのものの変更が必要な意見はなかったとして、素案からの大きな変更はなく最終案がまとめられました。

エリアごとにどのような機能を盛り込むかは今後、基本計画をもとに検討される予定です。

基本計画は県と市の議会に報告されたのち、7月中に決定される見通しです。

2026年度には、公的な利活用エリアである東側から順次 設計や整備に着手したいとしています。

(06/04 12:19 山口放送)

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