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建設業に興味を持つきっかけに 小中学生親子が建設中の小郡萩道路を見学 (山口県)



担い手不足が課題となっている建設業に親しみを持ってもらおうと、小中学生の親子を対象とした工事現場の見学会が開かれました。

普段は入ることができない、萩市のトンネルの建設現場です。

全体でおよそ30kmの自動車専用道「小郡萩道路」は県が2028年度の完成を目指し、建設を進めています。

「発破の音を聞いてもらいます」「ドーン」

親子を対象とした見学会は、将来の担い手の確保につなげようと県が2017年度から開いているものです。

火薬を爆破させてトンネルを掘ることを学んだり、のちに道路となる盛り土を見学したりしました。

(児童)
「トンネルはすごく手間をかけて造っているんだなと」

(保護者)
「絶対に必要、道路も建設も。地道に造っていく作業はすごいと思い、興味が湧いた」

(県監理課・山根孝太主任)
「建設業はかっこいいとか重機に乗って楽しいとか、何かひとつ建設業に興味を持つきっかけになってくれれば」

見学会には建設会社の若手の経営者が協力して重機を持ち込み、子どもたちが試乗してその迫力を体験しました。

(07/24 19:42 山口放送)

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