■官製談合防止法違反や不同意性交などの罪で公判中の職員の男(59)を懲戒免職処分に〜山口・岩国(山口県)
岩国市は官製談合防止法違反や収賄、不同意性交などの罪に問われている職員の男を25日付で免職の懲戒処分としました。
免職の懲戒処分を受けたのは岩国市の59歳の職員の男です。
あわせて、建設部長と事件当時の道路課長2人を減給10分の1・2か月、事件当時の総務部長を訓告の処分としています。
起訴内容などによりますと職員の男は2023年、市が発注した道路舗装補修業務の2件の指名競争入札で知人が代表を務めていた業者に予定価格など教えて落札させ、見返りとして自身の交際相手の旅行代金11万8080円を負担させたとして官製談合防止法違反と収賄などの罪に問われています。
また、去年11月に知人女性に自宅で性的暴行を加えたとして不同意わいせつと不同意性交の罪にも問われています。
職員の男は現在、公判中で検察は懲役7年と11万8080円の追徴を求刑していて、市は男が起訴内容をおおむね認めていることなどから25日付で懲戒免職処分にしたとしています。
岩国市の福田市長は「ことし2月に立ち上げた不祥事再発防止委員会において、事件が発生した原因を分析し、再発防止策の検討も進めている。引き続き市民の皆様の信頼回復にむけて全力で取り組んでまいります」とコメントし市長と副市長の給料を3か月間10パーセント減額するとしています。
(07/25 17:12 山口放送)
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