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中原中也賞の贈呈式 30回目の受賞者は高村而葉さん(京都府)の作品「生きているものはいつも赤い」(山口県)



「中原中也賞」の贈呈式が29日、山口市で開かれました。

30回目となることしは、京都府の高村而葉さんの作品が選ばれています。

「中原中也賞」は山口市出身の詩人=中原中也の功績を称えようと毎年、優れた現代詩集に贈られているものです。

30回目となることしは247点の詩集のなかから、京都府の高村而葉さんの「生きているものはいつも赤い」が選ばれました。

贈呈式では、山口市の伊藤市長から賞状や中也のブロンズ像などが手渡されました。

高村さんにとっては初めての詩集で、およそ15年間、推敲を重ねてつくりあげた22編の詩が詰まっています。

(高村而葉さん)
「生きづらさのある世の中で誰かにとっての良いものになることを願っている」

選考委員からは、「読む度ごとに新しい発見がある詩集」などと評価されました。



(04/29 19:50 山口放送)

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