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海自岩国基地所属の救難飛行艇US2…着水訓練中に部品紛失か リベット8個がなくなる(山口県)



海上自衛隊岩国基地によりますと岩国基地所属の救難飛行艇US2の部品が紛失しているのが見つかりました。

18日にも岩国基地所属のEP3の部品も紛失していて県や岩国市は再発防止につとめるよう要請しています。

第31航空群司令部広報室の発表によりますと28日午後3時50分ごろ、岩国基地所属の救難飛行艇US2を点検していたところ、右主脚付近のブラインドリベット8個が紛失しているのが確認されました。

リベットはアルミ合金製で大きさは1個あたり長さ7ミリ、直径6ミリ、重さは0.1グラム未満だということです。

US2は28日午前9時前、岩国基地を飛び立ち、伊予灘、豊後水道を経て岩国基地沖の水上滑走路に着水したということです。

岩国基地内を捜索したものの部品は見つからなかったということです。

第71航空隊司令の川畑智成1等海佐は「今回の事象については、洋上における着水訓練中に脱落した可能性が高いものの、 皆様にご心配をおかけしたことをお詫びいたします。引き続き厳格な整備・点検等を実施しつつ、あらゆる任務に即応できる精強な部隊の育成に努めて参ります」とコメントしています。

また県や岩国市などで構成する基地関係県市町連絡協議会は、海上自衛隊岩国基地に対し原因究明と再発防止に努めるよう要請しています。

(10/29 14:55 山口放送)

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