■【山口天気 夕刊9/19】あす20日(土)は午後に一時激しい雨・雷のおそれ 日曜は晴天戻る トリプル台風の行方は…(山口県)
●あす20日(土)は夕方前後中心に激しい雨や雷など注意
●日曜は天気回復 朝晩は秋の訪れを感じる過ごしやすさ
●トリプル台風の動向に注意 特に19号はまだ予測に幅あり
==========
きょう19日(金)の県内は、秋雨前線南下後で北から秋の空気が流入し、特に朝は秋本番の訪れを実感する涼しさとなりました。昼間は日ざしとともに真夏日の所はあったものの、これまでのような極端な猛暑ではなくなってきています。
ただ、落ち着いた晴天は続きません。すでに今、朝鮮半島方面から、新たな前線や低気圧の雲が日本列島に迫りつつあります。
あす20日(土)の県内は昼前頃から雨傘の出番。前線の活発な雨雲が、夕方前後に県内を通過して、一時的にやや激しい雨や雷などの心配もあります。お出かけの際の雨の降り方、雷の様子など十分ご注意下さい。
日曜日は前線や低気圧は去って、また天気は回復。晴れてきても、気温は極端な上昇はなく、もう、これまでのような極端な暑さはなく、朝晩は涼しい所も多い見込みです。
そして、この先、気になるのが台風…今、同時に17号〜19号の3個の台風が発生中です。
台風17号は大陸に上陸して衰弱へ。フィリピンの東の台風18号は、17号の後を追いかける進路で、沖縄方面では来週初めは風や波の影響が多少ありそうです。
日本のはるか南東海上の19号は、来週初め、小笠原諸島の東で徐々に北上し始める可能性が高まっている状況ですが、コンピューターの計算の中には一部、西よりに進み続けて来週後半に本州に迫る可能性を示すものもあり、まだ予測が絞り切れない状況でもあります。今後も最新情報には十分ご注意下さい。
あす20日(土)は朝から分厚い雲が広がり、昼前頃から次第に雨傘の出番。午後、特に夕方前後を中心に、前線通過に伴って一時的には激しい雨や雷を伴う可能性もあります。屋外レジャーなどは、安全確保の準備を入念にお願いします。
日曜日は晴れ間多い空模様が戻り、来週初め頃にかけても日ざし十分。また、昼間は少し日差しの暑さはあるものの、朝晩は秋の訪れを感じる涼しさで、山口市内も20度を切る気温の日が出てきそうです。
しかし来週後半は気圧の谷の通過で天気がぐずつきやすく、また少し蒸し暑さが戻る可能性もあります。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)
(09/19 19:06 山口放送)
・TOP
Copyright(C)NNN(Nippon News Network)