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【山口天気 夕刊8/27】あす28日(木)は再び夏空拡大と猛暑日復活…今月いっぱいは猛暑日続出の日々へ(山口県)



●前線は東に離れ あす28日(木)は高気圧の勢力拡大
●28日(木)は一部夕立もあるが 広く夏空拡大で猛烈な暑さの所も
●今月いっぱいは猛暑日が続く日々 9月に入ると再び天気不安定
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きょう27日(水)は明け方から朝の時間、萩市見島から須佐方面中心に活発な雨雲が次々に通過し、一時非常に激しい雨となった所も…見島で一時、土砂災害の危険度が急激に高まったことで、萩市には午前8時前から10時にかけて「土砂災害警戒情報」も出ていました。




日中は、いったん雨雲はばらけていったものの、昼を過ぎてから再び度々活発な雨雲が湧き上がるなど、湿った空気が充満する中、不安定な空模様は続いていて、まだ今夜にかけて急な雨雲の発達には注意が必要な状況が続く見込みです。



この不安定な天気をもたらした前線が、あす28日(木)は東に離れていき、西日本では次第に高気圧が幅を利かせてくる見込みです。



あす28日(木)の県内は、次第に雲は減っていき、再びメラメラと輝く真夏の太陽が主役の空となる見込み。山間部を中心に夕立の心配は多少ありますが、体力を奪う厳しい暑さに、より注意を払っていきたいところです。最高気温35度以上の猛暑日を山口市内などで観測する、とみています。



ちなみに、山口市内では猛暑日を観測した日数は、今年、これまでに40日にのぼっています。そして、あと7日…1週間、猛暑日を観測すると過去最多記録というところまで来ています。
記録更新を伺うところまで猛暑日を積み重ねているぶん、身体に疲れがたまっていないか、というところも踏まえて、いっそう健康第一の心がけを高め、残暑と呼ぶには厳しすぎる暑さに万全の対応をお願いします。



あす28日(木)は、はじめはまだ雲が残りやすい空模様ですが、時間とともに次第に強烈な日ざしが届き始め、最高気温は山口と広瀬で35度に届く猛暑日となるなど、各地で体力を消耗する暑さになるでしょう。また、規模は小さめとなりますが、午後中心に夕立にも注意が必要です。



あす28日(木)の県内には、今のところは「熱中症警戒アラート」は出ていませんが、アラート寸前の危険な蒸し暑さにはなってきますので、健康管理にも引き続き十分ご注意下さい。



金曜日、そして8月最後の週末にかけては、一段と太陽のギラギラ感が増す空となり、最高気温35〜36度…という猛烈な暑さも続きそうです。来週、9月に入る頃から、再び湿った空気の流れ込みで度々天気は不安定になりそうですが、気温は猛暑日まで行くかどうかは微妙でも、体力を消耗し続ける厳しい蒸し暑さは9月に入っても続きます。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)

(08/27 19:10 山口放送)

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