■【山口天気 朝刊7/25】きょう25日(金)も「熱中症警戒アラート」…危険な猛暑から身を守る心がけを トリプル台風の行方は…(山口県)
●きょう25日(金)も県内に「熱中症警戒アラート」発表 入念な暑さ対策を!
●台風は県内に直接の影響はないが 週末以降は続く猛暑の一方で夕立も
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きょう25日(金)も一段と輝きの増す太陽が空に昇り始め、騒がしいセミの声も猛烈な暑さを予感させます。
県内には「熱中症警戒アラート」が発表されており、各地で容赦なく体力を奪う危険な暑さとなるおそれ…気を引き締めて健康管理や熱中症対策の意識を高め、周りの人への声掛けなども積極的に行いながら、皆さん手を取り合って熱中症を予防していきましょう。
日本付近は引き続き太平洋高気圧の勢力が強く、県内は、きょう25日(金)も相変わらずの夏空が続く一日となりそうです。
一方で日本の南では、現在、沖縄に接近中の台風7号、そしてフィリピン北部付近に台風8号、日本のはるか南で台風9号、と台風が3個同時に発生しています。
台風7号は沖縄・先島諸島の北を西寄りに進んでいて、間もなく熱帯低気圧に衰弱していく見通しです。
台風8号は、このあと週末には沖縄近海に進んできそうですが、こちらも週末の間で次第に衰弱していく、とみています。しかし、沖縄方面では7号、8号と立て続けの台風で、度々の強い雨、風、海上の高波がやや長く続くおそれがあります。
台風9号はしばらく北上を続けて、小笠原諸島では、来週初め頃は雨や風の強まりに注意が必要です。
県内付近は太平洋高気圧が強く、台風は3つとも県内には直接の影響はない見込みで、まだまだ夏空と猛暑の日々が続きそうです。ただ、多少湿った空気は入りやすくなり、局地的なにわか雨…夕立には今週末あたりは注意が必要となります。
きょう25日(金)も県内は、うんざりするほどのメラメラ太陽が主役の空が続きます。午後は所々入道雲が空に浮かびそうですが、夕立はほとんどないか、山間部のごくごく一部にとどまるでしょう。
日中の気温は、広瀬は37度、そのほか35度に達する猛暑日の所が、山口や萩、長門、周南、岩国…と続出しそうです。体力を消耗し続ける猛烈な暑さが続きます。
この先も当分は夏空と猛暑の日々ですが、多少湿った空気も流れ込み、週末以降、時折夕立のタイミングもやってくる、とみています。それでも猛暑を鎮めるほどのしっかり降る雨までは、なかなか期待できません。日々、体調管理を最優先に考えた生活を続けることで、この夏の盛りを無事に乗り越えていきましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)
(07/25 06:35 山口放送)
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