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小学校からわずか100mでクマ目撃 山口市良城小で警戒続く(山口県)



東北地方を中心に相次いでクマによる人身被害が伝えられる中山口市では小学校の近くでクマの目撃情報があり登下校だけでなく、外遊びなどにも警戒が続けられています。

山口市吉敷佐畑の良城小学校です。

おととい(26日)、学校からわずか100mの公園でクマの目撃情報があり、警察や市教育委員会、地域の見守り団体などが連携して登下校の安全確保にあたっています。

先週金曜日にもおよそ1キロ離れた場所で目撃情報がありました。

小学校は山に近いとは言え、住宅街も広がる地域で小学校によると少なくともこの4年間では初めてのクマ警戒ということです。

きのう(27日)は外遊びを中止しましたがきょうからは教員の見守りのもと少しずつ外遊びを再開したということです。

ただ、校内の扉や窓を閉めて授業を行うほか、可能な限り2階の廊下を通って教室の移動をしているということです。

(良城小・宮ア康生校長)
「(東北で)人が襲われたという報道が日常的にされてますので子どもや保護者、地域の方々の不安というのはかなり大きいんではないかと」「叶えば、日常に早く戻りたいと思っています」

学校では今週いっぱいは警戒を続けるということです。

(10/28 19:42 山口放送)

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