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いのちの大切さを学ぶ…4月13日は「下関市いのちの日」市内の学校で授業(山口県)



下関市は、20年前に市内の中学生がいじめを受け亡くなった4月13日を「下関市いのちの日」としています。この日を前に市内の多くの小・中学校で、いのちの大切さについて考える授業が行われました。

下関市菊川町の岡枝小学校です。

(関野貴司校長)
『いまから20年前4月13日に、「市内の中学校の女子生徒が、校内でなくなる」という悲しい出来事がありました。クラスの友達と一緒に「いのち」について、真剣に考えてみてください』

岡枝小学校でも、すべてのクラスで「いのち」について考える授業が行われました。

このうち6年生は、白血病にかかり、わずか7歳でこの世を去った少年と、少年の育てたアサガオの種をとり、小さな袋につめてみんなに配った母親の話を通じて「いのち」の重さや尊さについて考えました。

(男子児童)
『命というのはみんな平等にあるものだけど、 いつなくなるかわからないので自分だけではなくて相手のこともしっかり考えてこの人生を生きていきたいです』
(女子児童)
『これから自分らしく精一杯やりきって、命を大切にしていきたいと思いました』

「いのち」について考える授業は、今月15日までの間に下関市内の79の園と学校で行われることになっています。

(04/11 19:22 山口放送)

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