■4500万円余の使途不明金が発覚した防府市シルバー人材センター 理事長ら4人が辞任(山口県)
去年、4500万円あまりの使途不明金が発覚した防府市シルバー人材センターの定時総会が開かれ、理事長ら4人が責任を取り辞任しました。
定時総会には会員およそ140人が出席し、これまでの経緯や第三者委員会が示した再発防止策をすでに行っていることが説明されました。
(阿部裕明理事長)
「失墜した信頼回復に努めなければなりません」
防府市シルバー人材センターでは去年、一部会員への支払いができなかったことをきっかけに4530万円の使途不明金が発覚しました。
センターはすでに亡くなっている元会計責任者と去年2月に倒れ、いまも意識不明の元出納担当者、2人の関与が濃厚として刑事告訴し、元会計責任者には損害賠償請求をしています。きょうは、理事長や副理事長ら4人が責任を取る形で辞任し、新しい理事長が就任しました。
なお、センターの事務所はおととし11月、県による定期「検査」の当日に火事になりましたがことし8月から再び使えるようになると報告されました。
(05/30 19:33 山口放送)
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