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外国産のシジミを「青森県産」と偽り販売 一審で有罪判決の下関の水産会社と取締役の男が控訴(山口県)



外国産のシジミを「青森県産」と偽り販売したとして、山口地裁で有罪判決を受けた下関の水産会社と取締役の男は、4月18日付けで広島高等裁判所に控訴しました。

広島高等裁判所に控訴したのは下関市の水産会社と取締役の46歳の男です。

会社と取締役の男は2019年12月、外国産シジミを詰めたネットに「青森県産シジミ」と記載されたラベルを入れ、およそ20キロ分を千葉県内の業者に販売したとして不正競争防止法違反の罪で起訴され、1審の山口地裁は4月10日、会社に罰金40万円、取締役の男に懲役10か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡していました。

裁判のなかで被告側は「国産シジミと思って仕入れていて、産地が偽装されていることを知らなかった」などとして無罪を主張していました。

被告側は4月18日、山口地裁での1審判決を不服として広島高等裁判所に控訴しました。

(04/18 17:01 山口放送)

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