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収益の一部は犯罪被害者の支援活動に 防府市で受刑者が作った製品を展示・販売する「山口矯正展」開催(山口県)



受刑者が作った製品を展示・販売する「山口矯正展」が10月25日、防府市で開かれました。

防府市で開かれた「山口矯正展」には、山口刑務所や近県の刑務所など28の施設・団体が出展しました。

受刑者の社会復帰につなげようと山口刑務所などが年に1度開いているもので会場では、受刑者が作った製品が展示・販売されました。

ことし6月に「懲役刑」と「禁固刑」が廃止され、新たに受刑者の円滑な社会復帰などを目的とした「拘禁刑」が創設されています。

これを受けて山口刑務所のブースでは、受刑者自らが製品を説明するサイネージがはじめて設けられました。

また、山口地方検察庁もブースを出し、初めて作成したマスコットキャラクターの紹介や検察庁にまつわる〇×クイズなどで来場者との交流を図っていました。

(山口地方検察庁 丸山嘉代検事正)
「罪を犯した人1人1人に最適な立ち直りの仕方を検察庁としても考えていきたい」

「山口矯正展」の収益の一部は、犯罪被害者の支援活動に役立てられるということです。

(11/04 11:55 山口放送)

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