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「自然のものは釣りにくい」 魚釣りと放流通じ 下関の小学生が海の環境を学ぶ(山口県)



魚釣りをすることで小学生に地元の海に対する理解を深めてもらおうという校外学習が、きのう(28日)下関市で行われました。

日本釣振興会が中国地方で初めて主催した「釣りを通じた環境学習」は、関門海峡に面した下関市のあるかぽーとで行われました。

参加したのは養治小学校の5・6年生およそ30人で、ライフジャケットを身に着けて海に餌をまいて集めた魚を餌に似せた針で釣り上げるサビキ釣りに挑戦しました。

この教室は、魚釣りを通じて地元の海を身近に感じてもらい、海の生き物や環境問題について考えるきっかけにしてもらおうと各地で開かれています。

きのうはカサゴやサバ、カワハギなどが釣れたほか、体長が30センチを超えるシイラを釣り上げた小学生もいました。

(小学生)
普段海辺に来ることはありますか?
「ないです。なので新鮮で楽しかったです」「シイラを1匹だけ釣りました。自然のものはすごく釣りにくかったし、 それでも釣ってみると楽しさが伝わってきました」

きのうは魚釣りをした後、日本釣振興会によって提供されたキジハタの稚魚3000匹をみんなで海に放流しました。

(10/29 18:42 山口放送)

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