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【山口天気 夕刊7/22】二十四節気「大暑」を迎えて猛暑はさらに厳しく…健康第一の生活継続を! 南の海上では新たな台風発生の兆し(山口県)



●二十四節気「大暑」を迎え まだ当分は猛暑止まらず
●すでに熱中症救急搬送はかなり多い状況 猛暑続く中で無理は禁物!
●日本の南で台風発生の兆しも 県内への大きな影響はない見込み
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二十四節気「大暑」のきょう22日(火)、1年で最も暑い頃…という暦の言葉通りに、非常に厳しい暑さとなりました。広瀬と玖珂で最高気温35度以上の猛暑日。防府や山口市内も猛暑日一歩手前まで気温が上がりました。



今年は梅雨明けが異例の早さだったこともあり、今年の猛暑日の日数は、きょう22日(火)で広瀬は19日目、玖珂で16日目と、すでに、かなり厳しい暑さの日々を重ねています。



その中で、県のまとめでは、今月、熱中症とみられる症状での救急搬送の人数が、すでに283人とかなり早いペースで増加中です。
体に日々の疲れが蓄積して、夏バテ気味になっていませんか?
今一度、体調管理を第一に考えて、猛暑が続く中、無理しすぎない生活など心がけて頂きたいと思います。



日本付近は東から大きく張り出す夏の高気圧に覆われています。



一方、日本の南海上に目を移すと、大陸に進んだ台風6号と、フィリピンの東で新たに台風の卵、熱帯低気圧が発生し、この熱帯低気圧が、まもなく台風へと発達する見通しです。



ただ、しばらくは東から張り出す夏の高気圧の勢力がまだまだ強い日々で、沖縄付近や東シナ海方面に進む兆しはみられるものの、山口県には大きな影響を及ぼすことはない、とみられます。そのぶん、ギラギラ太陽の夏空と、体力を消耗する厳しい暑さが、まだ当分続くことになります。

日々、出来るだけ身体に疲れを溜めていかないような心がけで、猛暑の日々を一日一日、しっかり乗り越えていきましょう。



あす23日(水)も焼けつくような日ざしが、朝から晩まで照り付ける一日。昼間はさらに暑さが厳しさを増し、最高気温35度に達する猛暑日となる所が続々…広瀬は37度の予想です。午後は山間部限定ですが、夕立の可能性も少しあります。



あす23日(水)、熱中症警戒アラートは出ていないものの、昼間はアラート寸前の危険な暑さの所は多くなりますし、早朝に改めてアラート発表の可能性もあります。今後の最新情報にも気を付けながら、入念な熱中症対策は続けていきましょう。



当分の間は、夏空と猛暑…たまに夕立もありそうですが、広い範囲での天気の大きな崩れはしばらくありません。日々、健康を第一に考えた行動の心がけで、夏の盛りをしっかり乗り越えていきましょう。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)


(07/22 19:08 山口放送)

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