■東ソーが南陽事業所に約750億円投資し特殊合成ゴムの生産能力増強(山口県)
総合化学メーカー東ソーはおよそ750億円を投資し、南陽事業所のクロロプレンゴムの生産能力を増強すると発表しました。
クロロプレンゴムは、主に自動車のホースやベルト、それに接着剤や医療用手袋などさまざまな用途に使われる特殊合成ゴムです。
南陽事業所の主力製品として現在、年間3万7000トンを生産していますが、今回、新たに750億円をかけ、クロロプレンゴムの製造設備を2万2千トン増強、生産能力は5万9000トンになるということです。
クロロプレンゴムは今後、世界的な需要の成長が見込まれるとしていて750億円の投資は単独プラントとしては、東ソーとしては過去最大規模だということです。
着工は2027年春、商業運転は2030年春を予定しているということです。
今回の発表について周南市の藤井律子市長は、「地域経済の活性化や雇用の創出に寄与するとともに周南コンビナートの更なる競争力強化につながることと大きな期待をしております」とコメントしています。
(06/16 19:29 山口放送)
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