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吃音の当事者や支援者によるセルフヘルプ・グループ「山口言友会」が発足(山口県)



話す言葉がなめらかに出ない発話障害 吃音。吃音の人や支援者の輪を広げようという会が発足し、下松市で集会が開かれました。

今回、発足したのは「山口言友会」です。

言友会とは、全国各地にある吃音の当事者や支援者によるセルフヘルプ・グループで、吃音に関わる人達の輪を広げるきっかけにしてほしいと今回、山口県にも作られました。

吃音は、話す内容が頭に浮かんでいてもなめらかに言葉が出てこない発話障害で、国内には現在、およそ120万人、人口の1%いるといわれています。

きのう(7日)は自身が吃音の医師による講演会や当事者や支援者によるグループトークが行われました。

(当事者 吉田理紗さん)
「ちょっと自分が変だなと思ったことに(子供は)まっすぐに指摘してしまうというかそういう感じなので私も何回か指摘されたりからかわれたりする中で変なんだなというのを認識すると同時に吃音なおしたいなと思い始めた」

(当事者 松田胡春さん)
「自分の個性なのか特性なのかというのはちゃんと自分で早くわかっておきたかった」

山口言有会の次の集会の日程は決まっていませんが、吃音をテーマにした映画の上映会が今月22日にほしらんどくだまつで開かれます。

(06/08 12:13 山口放送)

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