■詐欺被害が若い世代にも広がる 山口県警本部長が幅広い世代に対して被害にあわないための対策を進めるよう指示(山口県)
詐欺被害は若い世代にも広がっています。
21日、県警本部で開かれた会議で熊坂隆 本部長は幅広い世代に対して被害にあわないための対策を進めるよう指示しました。
会議には県内16警察署の生活安全課長と県警本部の幹部らおよそ50人が出席しました。
県内では先月末現在でうそ電話詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺の被害が53件、被害額はおよそ2億円となっています。
(県警・熊坂隆本部長)
「被害に遭わないためには犯人からの電話を直接受けないことが何よりも重要」
県警では今後、特に被害が増える国際電話からのうそ電話を受けないために、固定電話で国際電話の着信・発信ができなくするサービスへの申し込みサポートをより強化していくということです。
また、若い世代にも被害が広がっていて、先月末の時点で20代から30代の被害はうそ電話詐欺で44%、SNS型投資・ロマンス詐欺は52%だったということです。
このような幅広い年齢層への被害にも対応できるよう、今後、戦略的に広報啓発活動を進めていくということです。
(04/22 11:57 山口放送)
・TOP
Copyright(C)NNN(Nippon News Network)