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【山口天気 夕刊9/4】台風15号は5日(金)未明〜明け方に山口県に最接近…夜中の雨の降り方に十分注意を 台風15号が去ると再び猛暑(山口県)



●台風15号 あす5日(金)未明〜明け方に山口県に最接近
●四国方面からの活発な雨雲が流入 夜中は一時非常に激しい雨も
●台風去ると天気回復 週末にかけて猛暑
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きょう4日(木)午前3時に発生した台風15号が、早くも日本列島に大きな影響を及ぼし始めています。台風の中心は夕方には宮崎県沖に進んでいて、九州南部や四国では、すでに、かなり雨の量がまとまってきている所があります。



このあと台風は、あす5日(金)にかけて、四国の太平洋側から近畿南部、その後、本州の太平洋沿岸を東よりに進む予想です。台風が四国に接近する5日(金)未明〜明け方が、台風が山口県に最も接近するタイミングで、県内は一時台風の強風域に入る可能性もあります。



また、この台風の一番の特徴は非常に活発な雨雲を伴っていることで、台風が迫ってくる今夜は、四国方面の活発な雨雲の一部が県内の中部、東部にも流れ込み、一時激しい雨となるおそれがあります。
降り方によっては、道路冠水や川の急な増水、土砂災害など大雨災害への注意・警戒が必要です。特に雨に対して少々緊張感を高めて、お過ごし頂ければと思います。



あす5日(金)日中は、台風に伴う活発な雨雲は近畿、東海、関東方面に向かい、今度は東日本方面の交通機関など影響が広がる可能性があります。出張の予定がある方など、交通情報に十分ご注意ください。



県内は台風が去ったあとは天気は順調に回復。そして週末にかけても晴れ間の多い天気が続きますが、強い日ざしに加えて台風が置いていく暖かな空気の影響もあり、再びの“猛暑”に十分気を付けていく必要があります。




夜中は県東部、周防大島方面ほど一時非常に激しい雨も心配ですが、夜が明ける頃には雨はほぼ落ち着く、とみています。日本海側では昼前頃までは海からの湿った風の吹きつけにより、少し雨が降る所もありますが、台風が遠ざかるとともに午後は全般に晴れ間が戻り、日ざしとともに最高気温35度に届く所も続出するなど、厳しい暑さも戻ってきそうです。



あす5日(金)は、晴れてくる午後ほど再び体力を消耗する蒸し暑さ。暑さ対策は引き続き油断せず、しっかり続けていきましょう。



土曜日は太陽メラメラの真夏の空で、山口市内は体温超えの猛暑となるおそれ。日曜日も晴れ間十分。猛暑日も続く、とみています。
来週は前線や湿った空気の影響で、ぐずつく天気の日が多くなりますが、まだまだ秋の気配には程遠い、厳しい蒸し暑さは続きそうです。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)

(09/04 19:04 山口放送)

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