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【山口天気 夕刊4/15】気圧配置は「南高北低」…あす16日(水)は一気に気温上昇! しばらく大型連休並みの暖かさの日々に(山口県)



●あす16日(水)は一気に気温上昇 昼は初夏の陽気に
●今週後半はしばらく 大型連休並みの気温の日々
●天気は小刻みな周期変化に 週末は下り坂で日曜は一時本降り
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きょう15日(火)の県内は、昼頃にかけては引き続き不安定な天気で、度々急な雨、雷などもありましたが、上空に強い寒気を伴う低気圧が東に離れていったことで、午後は次第に落ち着いた空模様が戻ってきました。



あす16日(水)にかけては低気圧は北日本方面に離れるとともに、西日本は日本の南に中心を移す高気圧に覆われてくる見込みです。この「南から高気圧に覆われる」というのがポイントで、南に高気圧、北に低気圧、という「南高北低」の気圧配置となり、南から北へ暖かな空気が流れ込みやすくなることで、肌寒さから一転、グンと気温が上がっていきます。



山口市内を例に気温変化を見ると、あす16日(水)朝は1桁の気温で上着が必要な肌寒さではあるものの、昼間は一気に25度に達するくらいで、今度は上着がいらないうえに、強い日ざしの下では少し汗ばむほどにもなってきます。一日の寒暖差が20度近くという非常に振れ幅の大きい気温変化に、柔軟に対応できる服装選びを、心がけて過ごしましょう。



なお、この先は、気温はおおむね4月終わりから5月前半並み…ゴールデンウィークの頃を先取りの暖かさの日々となり、もう当面は、急な肌寒さが来ることは、ほぼありません。少しずつ夏服への衣替えも進めて頂いても良いと思います。
空模様は春らしく周期的に変わり、次の大きな天気の崩れは今週末、日曜日頃になる見通しです。



あす16日(水)は安定した空模様で、日中はほぼ快晴の時間も多くなり、風も落ち着いてくるでしょう。朝は気温1桁の所が多くヒンヤリ空気ですが、日中は各地で20度を超え、山口市内は25度に届く夏日の可能性もあるなど、昼間は一気に上着いらずの暖かさになってきます。



ヒノキ花粉の飛散はシーズン終盤ですが、まだ症状が出やすい方は、もう少しの間、対策を心掛けましょう。



今週後半は、少々小刻みに天気が変わりそうです。
金曜日は晴れ間もありますが、少々雲も多め。週末は土曜日の夜から天気下り坂で、日曜日は一時本降りの雨になるでしょう。
気温はこの先は平年より高めの、季節先取りの暖かさの日が多い見込みです。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)


(04/15 19:39 山口放送)

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