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トクヤマ 中間期営業利益が過去最高を更新 半導体関連堅調とコスト改善が牽引(山口県)



総合化学メーカー=トクヤマは、30日、中間期の連結決算を発表、営業利益は過去最高となっています。

トクヤマの中間連結決算は苛性ソーダの輸出数量が減ったことや塩化ビニル関連製品の海外市況の下落などに伴い、売上高は前の年と比べ17億円減の1637億円となりました。

一方、営業利益は半導体関連製品の販売が堅調に推移したことや製造コストが改善されたことなどで51億円増の191億円となり中間期としては過去最高となりました。

通期の業績予想では売上高3645億円営業利益は415億円を見込んでいます。

(徳山製造所 奥野康 所長)
「半導体の市況について私どもが得意ターゲットゾーンとしている先端分野が順調に回復してきた。上期までの状況としてはおおむね計画通りに進捗している。」

また東京で半導体材料や医療製品の開発・製造などを行う=JSRの医療製品事業の買収について今月(10月)1日に手続きを終え完全子会社化に伴い、社名を「トクヤマライフサイエンス」に変更したと発表しました。

(10/30 12:02 山口放送)

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