■「ふく延縄漁発祥の地」周南市粭島でフグなど海の幸に感謝する「供養祭」(山口県)
周南市で1日、フグなど海の幸に感謝する「供養祭」が行われました。
「ふく魚介類供養祭」は周南市水産物市場買参人組合が毎年開いているものでことしで59回目となります。
周南市の粭島で行われた供養祭では、祭壇にフグとタイが供えられ、参加者が感謝をこめて祈りを捧げました。
粭島は「ふく延縄漁発祥の地」です。
明治10年頃に考案されたとされていて、明治30年代に地元の漁師によって改良され県の内外に広がりました。
鋭い歯を持つフグを釣り上げるため針の上部はワイヤーとなっています。
最盛期は粭島でおよそ100人が行っていたということですが高齢化などで現在は7人ほどとなっています。
(周南市水産物市場 買参人組合 田中豊治・名誉顧問)
「料理人もしっかり育てて漁師も漁に出られるような人が育ってくれたらと思う」
粭島のフグの延縄漁は6月から徐々に始まり10月から12月にかけてピークを迎えます。
(06/02 19:37 山口放送)
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