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捕鯨母船「関鯨丸」が母港・下関を出港 ナガスクジラ60頭の捕獲など目指す(山口県)



今シーズンはナガスクジラ60頭の捕獲などを目指しています。

下関を母港とする捕鯨母船「関鯨丸」が今シーズンの漁を行うため21日出港しました。

捕鯨母船「関鯨丸」は東京の捕鯨会社の共同船舶が下関市の旭洋造船で建造しました。

船内で開かれた出港式には乗組員およそ100人が参加し恒川雅臣船団長が「乗組員一丸となって美味しいクジラを多く持ち帰るという使命感をもって無事下関に戻ってきます」と挨拶しました。

「関鯨丸」は操業初年度の昨シーズン東北沖や北海道沖で、新たに捕獲の対象となったナガスクジラ30頭を含む合わせて230頭を捕獲しました。

今シーズンはナガスクジラ60頭の捕獲などを目指しています。

午前10時に出港した「関鯨丸」は日本海を北上しナガスクジラの好漁場として期待されるオホーツク海に向かいます。

(乗組員の家族)
「海の上なので心配なのは大きいんですけどケガしないように無事に帰ってきてくれれば」

(共同船舶 所英樹社長)
「ぜひ皆さん捕ってきたクジラを食べてみてさすがこれがオホーツク海のクジラだと言えるような味期待して待っていてください」

「関鯨丸」はオホーツク海での操業を終えたあと6月初旬に仙台で水揚げします。

その後7月に母港の下関に戻ってくる予定です。


(04/21 19:30 山口放送)

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