■【山口天気 夕刊7/23】猛暑列島…あす24日(木)は猛暑日続出で「熱中症警戒アラート」も 台風7号は沖縄方面へ(山口県)
●猛暑列島…北海道でも異例の高温 県内は猛暑日続出の日々続く
●あす24日(木)の山口県には「熱中症警戒アラート」発表
●台風7号は沖縄方面へ 県内には大きな影響はなく 夏空と猛暑の日々続く
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日本列島は、どこに行っても猛暑から逃れられない状況となってきています。
日本付近は、きょう23日(水)も東から大きく張り出す夏の高気圧…太平洋高気圧に覆われて、広く夏空と猛暑の一日に。県内は最高気温35度以上の猛暑日を4か所で観測したほか、太平洋高気圧の周辺を回る風が山を越えて熱風になり吹き降りるフェーン現象が発生した影響で、北海道で38度台、という記録的な高温にもなりました。
あす24日(木)も気圧配置がほとんど変わらない見込みで、県内は夏空が続くとともに最高気温が35度前後から37度くらいの所もある、体力を消耗し続ける暑さが続く見込みです。そして北海道も引き続き、十勝地方の帯広で最高気温40度、という超異例の暑さが見込まれています。
そんな中、日本の南の海上では、熱帯低気圧が、きょう23日(水)午前、台風7号へと発達してきました。
この台風は、今週後半は沖縄・先島諸島方面を通過し、中心の東側に風の強いエリアや活発な雨雲を伴っていることで、沖縄本島や奄美方面も少々荒れ模様の天気となるおそれがあります。
しかし山口県内は、まだまだ東から張り出す夏の高気圧の方が断然強く、多少湿った空気が流れ込んで夕立の可能性は少しあるものの、少なくとも向こう1週間以上…7月いっぱいは夏空と猛暑の日々にひと区切りの兆しはありません。
まずはとにかく、日々、猛暑に対しての入念な熱中症対策、健康管理を続けていきましょう。
あす24日(木)も肌を突き刺す強烈な日ざしが際立つ一日。夕立は、あっても山間部のごく一部にとどまりそうです。強烈な日ざしとともに、日中の最高気温は広く35度前後から、山口市内は36度、広瀬は37度まで上がる、猛烈な暑さが続きます。
あす24日(木)、県内には「熱中症警戒アラート」が発表されました。
出来る限り、暑さから身を守る生活を心がけてください。
まだ、この先も当分の間は、夏空と猛暑…たまに夕立もありそうですが、山間部のみにとどまるような、限定的なにわか雨があるかどうか、という日々と見込んでいます。
日々体調管理をまずは最優先に考えて、食事や睡眠をしっかり取りながら、夏の盛りを健康第一で乗り越えていきましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)
(07/23 19:16 山口放送)
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