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米空軍主催の大規模訓練 岩国基地での騒音測定回数は431回(9日〜18日)(山口県)



アメリカ軍岩国基地などを拠点に今月9日から行われているアメリカ空軍主催の大規模な訓練、訓練期間中の騒音測定回数は訓練がなかった去年とほぼ同じとなっています。

防衛省から岩国市への説明によりますと7月9日から18日までアメリカ軍のF16戦闘機や自衛隊のF2戦闘機が岩国基地を拠点としアメリカ空軍主催の共同訓練に参加するとしていました。

今月12日には、アメリカ空軍のF16戦闘機8機の飛来が確認されています。

訓練期間中の今月9日から18日まで市が設置する5か所の騒音測定箇所では70デシベル以上の騒音が5秒以上続いた回数が431回ありました。

大規模な訓練が行われた2023年の682回を下回り訓練がなかった去年の436回とほぼ同じ結果となっています。(7月9日〜7月18日)

また、市に寄せられた騒音などに関する苦情は287件です。

アメリカ太平洋空軍は「レゾリュート・フォース・パシフィック」と名付けたこの訓練について「350機以上の航空機と1万2000人以上のメンバーが参加する世代初の訓練」としています。

岩国基地では今月15日には、アメリカ空軍のF35Aステルス戦闘機、17日には青森県・三沢基地所属のF16の姿が確認されています。

訓練は来月4日まで行われる予定です。


(07/22 16:14 山口放送)

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