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貴賓車センチュリー1台が更新時期に…村岡知事「単純に延長・更新はしない」(山口県)



村岡知事は、県が貴賓車として保有し、通常は県議会の公用車としている高級車センチュリーの1台について、同じ車種での更新に否定的な見解を示しました。

県は皇族などを送迎する貴賓車としてセンチュリー2台を保有し、貴賓車として使わない時は県議会に貸し出しています。

このうち2013年度に1260万円で購入し、通常は副議長の公用車として運用される1台は、年数や走行距離などで更新を検討する基準に達しました。

(村岡知事)
「非常に問題になったところで、当然見直しをしていかないといけない。単純に延長・更新するべきではない」

村岡知事は記者会見で、「担当課の意見を聞いたうえで判断していく」としつつも、同じ車種での更新に否定的な見解を示しました。

センチュリーを巡っては、県が2020年度に2090万円で購入し、議長の公用車として使っている別の1台について、住民が「違法な支出」として訴訟を起こし、県側の勝訴が確定しています。

県によりますと、2020年度以降でセンチュリーが貴賓車として使われたのは、2台合わせて17日間にとどまっています。

(10/28 19:40 山口放送)

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