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「爆弾らしきもの」発見で関係機関が会議 処理方法やスケジュールは海自が検討(山口県)



周南市のコンビナート沖の海底で5日、「爆弾らしきもの」が見つかりました。関係機関が会議を開き「万全の対策を講じていく」ことを確認しました。

連絡会議には海上保安部をはじめ、海上自衛隊や周南市など11の機関が出席し今後の対応などを話し合いました。

5日に発見された「爆弾らしきもの」は長さ120センチ幅40センチの筒形で出光興産徳山事業所沖の浚渫作業中、見つかりました。

6日は海上自衛隊の呉水中処分隊が回収作業を試みましたが信管のようなものが確認され、爆発の危険性があることから海底まで戻し、作業を終了したということです。

会議は非公開で行われました。

会議後の徳山海上保安部の説明によりますと海上自衛隊は「一度持ち帰って検討する」とし、具体的な処理方法やスケジュールは示されなかったということです。

(徳山海上保安部 川合淳部長)
「爆弾らしきものの処理に向けましてまた、市民の安全対策について関係機関が一丸となって万全の対策を講じていくことで合意している」

現在、発見場所を中心とする半径300メートルの範囲では航行や停泊を禁止する措置がとられているほか、半径3キロの海域ではシュノーケリングやダイビングを控えるよう呼びかけられています。


(09/08 19:42 山口放送)

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