■200年以上続く岩国・山代白羽神楽〜地元の高校生が地域の伝統学ぶ(山口県)
岩国高校坂上分校の新入生が岩国市美和町で200年以上続くとされる県指定の民俗文化財山代白羽神楽に触れ地域の伝統について学びました。
岩国市美和町に古くから伝わる山代白羽神楽の団員らが岩国高校坂上分校を訪れ演目のひとつ「ヤマタノオロチ」を1年生6人に披露しました。
山代白羽神楽は五穀豊穣や悪霊退散の祈りをこめて舞う神楽で最も古い記録では1794年、江戸時代中期ごろにはすでに始まっていたとされています。
岩国高校坂上分校では4年前から新入生の体験学習の一環として山代白羽神楽の見学を行っていて2年前からは有志の生徒らでつくる神楽クラブを結成。
毎年広島県で行われている神楽甲子園にも出場していてことしは2、3年生8人が所属しています
入学したばかりの1年生も着付け体験などを楽しんでいる様子でした。
(体験した生徒)
「あんなに重い衣装を着て舞っているんだとすごいなと感じた」
「あんなに間近で見るのは初めてだったので迫力を感じた。神楽の皆さんの偉大さを感じられた」
山代白羽神楽保存会の巻郷満会長は「神楽はいかに本当の動きに近づけられるかが大事。興味があればぜひ神楽クラブに入ってほしい」と生徒たちに伝えていました。
(04/16 19:39 山口放送)
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