■「山口県の農業を支える人材に」 農業大学校に21人が入学(山口県)
2年かけて農業の即戦力人材を養成する、山口県立農業大学校の入学式が行われました。
防府市牟礼の農業大学校には今年度、いずれも山口県内出身の18歳から23歳までの21人が入学しました。
農業大学校には水田農業が中心の土地利用学科、それに園芸学科、畜産学科の3学科に5つの専攻があります。
2年間の全寮制で実践的な知識、技術、経営管理などを学ぶことになります。
山口県内の基幹的農業従事者は平均年齢が72.3歳と全国で最も高く、人数もここ10年で1万2000人減っています。
(新入生代表 園芸学科・岸田悠聖さん)「将来の農業を担うことができるよう努力し、 充実した学校生活を送ることを誓います。」
(土地利用学科・上杉佳凜さん)「スマート農業などを学び、山口県の農業を支えられる人材になりたい。」
(畜産学科・酒井晴さん)「基礎知識から専門的なことまで学びたい。」
卒業後の進路はここ5年で、農業法人の他、JAといった農業関連企業への就職がおよそ8割を占めるということです。
(04/10 20:11 山口放送)
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