■【山口天気 朝刊8/7】朝のうちは激雨 道路の冠水や河川増水のおそれ 日中はサウナのような蒸し暑さ(山口県)
●これから1〜2時間ほどが雨のピーク。瀬戸内側を中心に非常に激しい雨の予想
●道路の冠水や中小河川の急な増水など、災害の危険が高まるおそれ
●日中は湿気多く、まるでサウナのように厳しい蒸し暑さ
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昨夜、日本海から徐々に前線による、まとまった雨雲が接近してきました。
きょう7日(木)未明、県内の日本海側を中心に非常に活発な雨雲が掛かり、須佐では1時間で60ミリの非常に激しい雨を観測しました。
この時間は中部や東部を中心に、非常に活発な雨雲が掛かっています。
この先、北海道付近の低気圧から大きく伸びる前線が、きょう7日(木)の夜にかけて県内を通過する予想です。
雨雲の予想を見ると、広い範囲に活発な雨雲が見えますが、この先は瀬戸内側を中心に
「滝のように降る」と表現される非常に激しい雨が降る予想です。
これから1〜2時間ほどが雨のピークと見込んでいて、
きょう7日(木)の1時間の降水量は多いところで60ミリ
24時間の降水量は120ミリとなる予想です。
この雨により、道路の冠水や中小河川の急な増水など、災害の危険が高まるおそれがあります。これから外に出る方は安全第一の行動を心がけて下さい。
前線が通過する昼ごろからは、徐々に雨の勢いは落ち着いてくる見通しですが
川の水位が上がっていたり、地盤も緩んでる可能性があります。
きょう7日(木)一日、川や崖の側には近づかないようにしてください。
尚、雨上がりの日中は気温が高く、まるでサウナのように厳しい蒸し暑さとなりそうです。
きょう7日(木)も熱中症警戒アラートが発表されています。油断せず熱中症の予防はしっかり行いましょう。
あす8日(金)はよく晴れて強烈な日ざしが届く予想です。この週末からの3連休は3日間ともぐずつきやすく時折、まとまった雨が降る見込みです。天気が崩れると多少猛暑は和らぎますが来週のお盆の時期からは再び猛烈な暑さが続く見通しです。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)
(08/07 07:21 山口放送)
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