NNNニュース

宇部市の「ときわミュージアム」で珍しい巨大なコンニャクの花が開花 開花直後には独特なにおいも(山口県)



宇部市で珍しい巨大なコンニャクの花がもうすぐ咲きそうだという話題をお伝えしましたが、3日に咲いたようです。

世界有数の大きさ、特徴的だというにおいはどうなのか取材しました。

宇部市の「ときわミュージアム」で、3日午後9時に開花が確認されたのは、巨大コンニャク=「アモルフォファルス・デカス・シルヴァエ」です。

根元から花先までの高さは、3メートル13センチ。

この花が咲くのは2年ぶりで当時のサイズ、2メートル67センチよりも46センチも高く、大きく育ちました。

この花が咲くのは全国で5例目で、ミュージアムの方によると「おそらく日本一の高さ」だということです。

そしてこの花は、開花直後には独特なにおいを発します。

(宇部市ときわ公園企画課 越智大吾主任)
「風の影響もあってか、いまここあたりに、においは留まっているようです」

(倉重記者)
「生魚置きっぱなしにしちゃって、ああ、しまったていういやな臭いです」

魚が腐ったようなその臭いは、虫をおびき寄せて受粉させるためということです。

この巨大な花に魅せられてあさから多くの入館者も訪れていました。

(入館者)
「すごい大きくて、花びらの先とか、色が鮮やかできれいです」
「ずっと開花するのを待ってたやっと咲いてくれて、すごくうれしい。ほんとうに素晴らしいなと思います」

(宇部市ときわ公園企画課 越智大吾主任)
「宇部市でこの花が根付きつつあるのかなと思っている。引き続き何回も咲くようにがんばって栽培していきたい」

花の見ごろは2日間ほどととても短く、5日には見ごろを終えるため、ときわミュージアムでは、4日午後9時まで臨時で夜間開館をするということです。

(06/04 19:43 山口放送)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)