■「出金するには手数料がいる」架空料金詐欺で岩国市の男性が現金40万円被害(山口県)
SNSを通じて知り合った人物から、動画を視聴すれば報酬が得られるなどと言われた岩国市の40代の男性が、報酬の出金手数料の支払い名目などで現金約40万円をだまし取られる被害にあいました。
警察によりますと岩国市に住む40代の男性会社員はことし3月、SNSに表示された副業の広告を通じて知り合った人物から、動画を見ることで報酬を得られる副業を紹介され、実際に口座に少額の振り込みがあったということです。
その後「高額報酬を得られる課題に参加するには先にお金を振り込んでもらう必要がある」、「報酬の出金審査に通らなかったので、出金するには手数料の支払いが必要」などと言われ、話を信じた男性は3月30日から4月2日までの間7回にわたって、副業名目と出金手数料の支払い名目で指定された口座に現金約39万8000円を振り込みだまし取られました。
警察では、少額の報酬を支払うことで相手を信じ込ませ、のちに高額をだまし取る詐欺の手口があるとして、SNSで副業を誘われた際は家族や警察に相談してほしいと注意を呼びかけています。
(04/15 17:47 山口放送)
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