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「あくまでも一時的な運用で地域への影響はない」岩国基地への新たなF35Bの展開巡り国が岩国市に説明(山口県)



今月、アメリカ軍岩国基地に新たなF35B部隊が市への事前通告なしに展開した問題…、防衛省の担当者がきょう(27日)岩国市役所を訪れ「あくまでも一時的な運用で地域への影響はない」などと説明したということです。

この問題は、アメリカ軍岩国基地に岩国市や県への事前通告なしに新たなF35B部隊が展開したもので県や岩国市では、その目的や期間などを今月9日、国に照会していました。

きょうは、中国四国防衛局の職員が岩国市役所を訪れ照会内容を回答しました。

新たな部隊の展開で、岩国基地のF35B部隊は本国とのローテーション部隊が2部隊となっていますが中国四国防衛局では、「2部隊での運用は、あくまでも一時的で、機数の大きな変更はない」、「今回の展開で地域への影響が生じるとは認識していない」などと説明したということです。

ただ「期間など詳細は明らかにすることはできない」としているということです。

岩国市の福田市長は説明に対し「今回の部隊の展開について、市からの照会に対して速やかな回答がなく長期間を要したことについては誠に遺憾」とし今後、地元自治体に対する情報提供を迅速かつ適切に行うよう改めて要請したということです。

(05/27 18:36 山口放送)

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