■春の女神「ギフチョウ」山口・周南市の八代小学校で児童が放蝶(山口県)
周南市八代の小学校で絶滅危惧種に指定されているギフチョウの放蝶が行われました。
ギフチョウの別名は、「春の女神」です。
八代の空に飛び立つギフチョウ。周南市の八代小学校で11日、4年生と5年生が中心となり1年間育ててきたギフチョウを放蝶しました。
ギフチョウはエサとなるカンアオイの減少などにより個体数が減っていて県のレッドリストでは「ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高い」とされています。
八代小学校では自然の大切さを学んでもらおうと1990年から地元の人の協力を得てギフチョウを飼育、放蝶してきました。
ギフチョウは年に1度、春のわずかな間のみ現れることから「春の女神」とも呼ばれます。
(児童)
「逃がせるのを楽しみにしていたので逃がせてよかったなと思います」「元気になってほしいです」
(ギフチョウの飼育で協力田島実さん)
「自然について学んでもらえるというか心がそれだけ豊かになるんじゃないかなと思いますそれを私は願っております」
あまり長くは生きられないギフチョウ…
およそ2週間の間に卵を産み次の世代へと交代するということです。
(04/11 19:23 山口放送)
・TOP
Copyright(C)NNN(Nippon News Network)